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「死神の浮力」 著・伊坂幸太郎 あらすじ・感想

みなさんこんにちは。今回紹介するのは前回の記事(http://kamenriderbureido.hatenablog.com/entry/2016/08/12/225918)

で紹介した「死神の精度」の続編である「死神の浮力」です。

・あらすじ

    「娘を殺された山野辺夫妻は、逮捕されながら無罪判決を受けた犯人の本城への復讐を計画していた。そこへ人間の死の可否を判定する“死神”の千葉がやってきた。千葉は夫妻と共に本城を追うが―。展開の読めないエンターテインメントでありながら、死に対峙した人間の弱さと強さを浮き彫りにする傑作長編。」

・感想

    前作と違い今回は長編作品をとなっています。

    今回は千葉が調査する小説家が復讐を企む相手としてサイコパス(本城)がでてきます。こいつがかなりキャラが濃くて、千葉との絡みがとても面白いです。

    死神シリーズのテーマである「死」という重いテーマを考えさせられることが多かったですが、千葉のズレた言動や他の調査の時の話(参勤交代など)で笑える場面でも多かったです。

    今回は多分伊坂作品に一番でているあの男もでてきますよ!

    是非読んでみてください。

    コメントもとても励みになりますので是非お願いいたしますm(._.)m(あと紹介してほしい本がありましたら是非教えてください)

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